急いでいる人ほど、授業を詰め込みすぎない。

「できるだけ短期間でTOEICのスコアを上げたい」

体験セッションでも、よくいただくご相談です。

試験までの期限が決まっていたり、出来るだけ早く結果をだして安心したい、と思っていたりすると、

「週1回より週2回、3回のほうが早く進むのでは?」

と思いますよね。

もちろん、ある程度学習が進んでからであれば、授業の頻度を上げるほうが効率的だと思います。

でも、CLOVERSでは特に学習を始めたばかりの時期は、授業を詰め込みすぎないほうがいいと考えています。

授業を受けている時間=勉強時間、ではない

これは体験セッションでもよくお話しすることですが、

勉強時間 = 講師と一緒にできたことを、一人でも再現しようとしている時間。

実は、この考え方がとても大切なのです。

授業中は、講師が横にいます。

「ここを見てください」
「まず品詞を確認しましょう」
「この文なら、ここから考えます」

そう言われれば、できることは大きく増えます。

でも、本番のTOEICでは隣に講師はいません・・・。

だから、

「先生と一緒ならできる」から「一人でもできる」へ移す時間が必要です。

授業と授業の間には、そのための時間があります。

一人でできるようになるために、授業があり、講師がいるのです。

週2回なら、2倍速くなる?

ここが少し難しいところです。

授業を週1回から週2回に増やせば、カリキュラムそのものは速く進みます。

でも、

授業が速く進むことと、英語力が速く身につくことは同じではありません。

特に、まだ英文法や英文処理の基礎を作っている段階では、

授業

一人でやってみる

うまくできないところが見つかる

もう一度やってみる

次の授業へ

この繰り返しがとても大切です。

授業を詰め込みすぎると、

「分かったこと」はどんどん増えるのに、「一人でできること」が追いつかなくなることがあります。

それでは、せっかく急いでいるのに、後から戻ることになってしまいます。

情報を増やすより、できることを増やすのがコツ!

TOEICの勉強をしていると、本当にたくさんの情報が入ってきます。

参考書、問題集、YouTube、SNS。

高得点を取った人から、

「これをやったほうがいい」
「あの教材がいい」
「この方法で800点を取った」

とアドバイスをもらうこともあるでしょう。

嬉しい反面、迷いますよね(笑)

「英語の専門家からみたら、おかしいものってありませんか?」

と聞かれることが多いのですが、

どのやり方も間違っているとは思いません。

ただ、他の人に合っていた方法が、今の自分に必要な方法とは限りません。

「今の実力に合ったスタートラインから始めるのがいいでうよ。そうじゃないと、結局時間がかかるよ」

のようにお返事しています。

実際、本当にそう思っています。

短期間で結果を出したいときほど、

「何をやるか」を増やすより、

今やっていることを、一人でできる状態にする。

こちらを優先したほうが、結果的に早く進みます。

急いでいるからこそ、急がないところを決める

もちろん、ずっと週1回でなければいけないわけではありません。

基礎が固まり、自分で再現できることが増えてくれば、授業の間隔を短くして一気に進めることもできます。

大切なのは、

最初から最後まで同じスピードで走ることではなく、その時期に合った速度で進むこと。

短期で結果を出したい人ほど、つい「もっと授業を」「もっと問題を」「もっと勉強を」と考えてしまいます。

でも、学習には急いでいいところと、急がないほうがいいところがあります。

CLOVERSでは、お急ぎの方にこそ、

「急ぐために、急がない。」

そんな学習設計が必要だと考えています。

授業をたくさん受けた人が、一番早く伸びるわけではありません。

何百人?教えていて確実に分かっているのは、

授業で学んだことを、一人でできることに変えた人から伸びていくということ。

うん。

これだけは確実だと思います。