今度は960点

ふう。すごいですねぇ。

でも皆さんが知りたいのはすごいスコアを出した人がいる、というよりも、自分がそうなるにはどうしたらいいの?

問題はそこだと思います。

何をやったから伸びたのか?

まずこの方と一緒にやったことは模擬授業です

つまり自分が先生役になって仮想の生徒を前にして、与えられたトピックについて説明する

という作業です。

英語に限らず、誰かに説明することを意識しながら学ぶと力がつきます。

多分ですが私も先生になってから

「もっと簡潔に、もっと分かりやすい伝え方はないか」

「もっと記憶に定着する伝え方はないか」

そういった模索をしているうちに、力が付いたのだと思っています。

だから皆さんのおかげです。本当に感謝です。

先生というのは生徒さんがいてこそ、初めて先生になれる。本当にそうだと思います。

いつも模擬授業やっているの?

いいえ、特別です。特別な依頼です。

まずは通常授業を終えた上での話です。

じゃあ普通はどんな授業なの?

マンツーマンレッスンとかではどんなことをやっているの?

講師の頭の中を移植する事、つまり考え方を伝えています。

(決してモチベーションを上げるためだけのアドバイスやこんな問題集をやったらいいですよ的なご相談の答えではありません)

がっつり問題の内容(単語・文法・読み方・聴き方)に踏み込んでいきながら、考え方をお伝えしています。

講師だったらこういう問題に出くわした時、こういう所を気にするよ

そして講師だったらこうやって考えて処理をするよ。

そういったことを先にお伝えしてから、問題で確認を取るスタイルです。

まずは簡単な例文を基に、講師の頭の中を分かりやすく移植する、ようなレッスンをしています。

後出しじゃんけんのような解説だと、いつまでたっても生徒さんの頭の中に「答に至る道筋」が構築されないからです。

一生モノの知識をお伝えします

だから「問題の答えが合ってた・間違っていた」はスコア的には大事ですが、英語的にはそんなに一喜一憂することは無いです。

きちんとした知識が身に付けば、きちんとスコアに反映されます。

古い言い方ですが、努力は裏切りません。

今教室にいらっしゃる生徒さんで(まだ求めている結果には達していないのだと思うのですが)

機が熟したら必ず伸びるだろうという女性がいらっしゃいます。

ただ、知識が消化されて使いこなせるようになるまでには、時間がかかります。

知識を得てから問題の答えが当たるようになるまでにはタイムラグがあるという事です。

講師の役目は、正しい知識と考え方をお伝えする事。

加えて、答が合っている理由と間違った理由を見極めること。

考え方が途中まで当たっていたけど、間違ったのか、

考え方がそもそも違っていたのか、では、結果だけ見たら同じかもしれませんが中身は天地の差です。

仮に答えが間違っていたとしても考え方が合っているのであれば「これは良い間違い方です」とお伝えします。

その方向の先に正解と一生使える知識が待っているからです。

だから「答えはBですよ」で終わる授業ではなく、「講師だったらこうやって考えるよ」のような授業を行っています。

なので

問題集の答え合わせをメインに求める方には料金的には高いと思います。

ですが、本当に一生使える知識の獲得をメインにして、それをベースに「資格を取る」という発想の方には十分にお得だと思います。

960点は素晴らしい結果であり、同時に通過点です。

違う試験でもいいし、語学留学でも良いし、何にでも使えるベースがあるのだから

自由に楽しんでもらえたらと思います。

お疲れさまでした。