国際ビジネスコミュニケーション協会の方とのお話

先日、東京から国際ビジネスコミュニケーション協会の方が札幌を訪れてくれました。

ランチとお茶をしながら色々お話を伺うことが出来ました。貴重な時間、ありがとうございました。

「CLOVERSの生徒さんたちに」とお土産も頂いちゃいました。

*まだ少し残りがあるので、欲しい方はお知らせくださいね。

*「国際ビジネスコミュニケーション協会」というと、どんなお仕事をされている団体なのか

すぐには浮かばない方もいると思います。

皆さんが受けている(であろう)TOEIC® L & R TESTを管轄している団体、と考えてください。

少しイメージしやすくなったんじゃないでしょうか。

ドライブしながら色々お話を伺うことが出来ました。

車内だと、他に誰もいないので安心安心。

スコアレポートがやがて紙媒体からウェブ媒体に代わる事

(入試の代わりとするために紙を必要とする大学があったり、会社があるので、まだ議論になっている事)

今後は大学生のみならず高校生にも力を入れていこうとしている事、

大学生の間でも、やっている学生と準備していない学生とでは、スコアにはすごく大きな差がある事

首都圏と比べると北海道はまだまだ開拓の余地が大きい事

なんとなく気がついてはいた事もありましたが、お話を伺ってハッキリと確信に変わった事も多かったです。

特に北海道は、英語学習に力を入れている所とそうでないところの差が激しいようです。

だって北海道だと英語が出来なくても就職できないことはないですよね。

ただ、医療系や教育系の一部は TOEIC® L & R TESTに力を入れているとの事でした。(これについては後から解説)

ちなみに

私が教えている大学の半分は英語科の先生が、学生にアカデミックな英語以外にも就職対応にテストを推していて、

反対に もう半分はどちらかと言うとほぼ全く推していない。

違いはどうやら学校というより先生のようです。

「え。あの先生が!」と驚くような内容もあって、

「この会社(国際ビジネスコミュニケーション協会)の情報網、怖ろしいな、でもスゴイ!」

と感動した次第。

入る大学や学部によって、すでにアドバンテージがある所と無い所がある・・・。

これからは大学も入り口だけでなく出口も意識して選ぶようになるかもしれません。

TOEIC® L&R TESTで全てが測れるとは思っていない

その方もおっしゃっていました。

「TOEIC®L&R TESTは人気がある。でも、このテストだけをもって英語力の全てを測る事は出来ない」

(このテストでよく言われているスコアチェイサー問題の良し悪しはさておき)

ともかく英語学習のキッカケや目安として利用して欲しい、とおっしゃってました。

自分の会社で扱っているテストなのだから「スコアが高ければ良い事あるよ~」「何回も受けたら良いよ~」のように

受験熱を煽ることはいくらでもできる立場だと思います。

ですが、その方はそういう言い方は一切されませんでした。

なんかお話を伺っていて安心感がありました。

このテスト、ときどき意地悪な問題も出題されるけれど

運営されている方々は受験者さんのためを思ってくれているんだなあ・・・と、しみじみ感動です。

学習のキッカケ、目安・・・私も同意見です。

まず大前提として「このテストが出来れば英語の全ての能力が測り切れます」なんていうテストは

そもそも存在しないと思っています。

存在しているなら大学のシラバス・カリキュラムは、とうの昔に そのテスト対策一択でしょう(笑)

先に医療系や教育系の一部が・・・、と書いたのですが、私が体感している感じでは、

スコアのみを追い求めている感じはしません。

テストを通して自分の英語における得意・不得意分野を知る。

2年次以降に繋げるためにテストを利用する。

まさに本来の使い方だと思います。

多分ですが、スコアのみを追い求めるよりも自分のスキルアップを目指す、その目安としてテストを使った方がスコアが早く上がるような気がします。

実際にスクールでも、基礎的な事をガッチリ身につけていれば自然とスコアが上がります。

講師ももっと頑張らなければなりませんね。