実はそれ、テクニックではないですよ
習う側は、問題が解けるようになりたい
教える側は、きちんとしたルールや読み方を伝えたい
どちらもおかしなことは望んでいない。
ただ両者の想いは重なっているようで、微妙にずれている。
このズレが微妙だから、心のモヤモヤに気づけない。
気づいたとしても、そのモヤモヤを言語化できない。
そうこうしているうちに時間は過ぎていく。
一ヵ月、三カ月、一年、十年…。
文法という英語のルール、というかガイドを学ぶのと、問題を解く際に使うスキルは、違います。
問題を解くのに使うスキルは、
目の前の問題を見た時に、どの知識を使えば解けるのか?を判断するスキルです。
自分の知識が詰まった棚や机があるとします。その棚のどのあたりに、引き出しのどこに、必要な知識があるのか?
これが分からなければ、仮に答えが当たっていてもいつも不安なままです。
でも逆に言えばそれが分かれば、面白いように問題が解けるようになります。
解けない問題も見てすぐに判断できます。あ、これはもう純粋に単語の問題だから仕方ないな、と。
さあ、そのスキルは何でしょうかというと、基礎です。
テクニックを知りたいという方に教えるのは基礎です。
そして面白いように問題を解けるようになった後、皆さん、基礎が大切だったと言います。
そして、「あれ?基礎って究極のテクニッックなんじゃない?」と思い始めます。
しめしめ。
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