文法は 自転車の補助輪
まず初学者は単語や文法をしっかりと学ぶべき、というのがスクールのスタンスです。
ですが、この「まずは・・・」はいつまでなのか、というと、はっきりしません。
そしてよく
「ネイティブは文法を学ばなくても話せるようになる」というような質問を多くいただきます。
そうですね。
私たち日本人も、日本語のルールを勉強したから話せるようになったわけではありませんよね。
ですが親からの補助は間違いなくあったはずです。
生まれてから何年間も、きちんと話せなくても親は食事から何から、全部お世話をしてくれたはずです。
間違った事を言えば直してくれたり、とにかく独り立ちできるまでの間は補助をしてくれているハズです。
自転車に例えるとこんな感じ
独り立ちできるようになるまでに、親が補助してくれているハズです。
言葉が通じるようになるまで何があっても見放さず、そして話せるようになるまで待ってくれる存在がいて、補助してくれるのであれば、言葉の規則を詰め込む必要は無いわけです。
そして感覚として、言葉のルールが正しく使えるようになったら、補助してくれる人に感謝して、独り立ちすればいいだけです。
私たちは、そうやって日本語を自然と身につけたと思います。
ですが、そういった何年も朝から晩まで補助をしてくれる存在がいない場合、どうしたらいいのでしょうか?
もちろん違った補助を探さなければならないでしょう。
自転車で言えば、後ろで補助してくれる人がいないのであれば、補助輪を付ける事でカバーするしかありません。
文法ってのは補助輪だと思います。なのでやがては外さなければならない時が来ます。
いつまでも文法に頼りきっていては、スムーズなコミュニケーションが成り立たなくなってしまいます。
目の前の相手が話しかけているのに、「う~ん、これは文の形が使役のパターンになっているから・・・」では相手も困りますよね。
「ああ、相手が私に何かお願いしているんだ、中身は◯◯ね」のように文法から離れることも大事になる時期が来ます。
ですが、初めの内はものすごく役立つのも確かです。
自分は最初から補助なんて要らない?
補助が無くても失敗から学ぶことはできます。
自分一人で失敗するのであれば、それは良い経験になることもあるでしょう。
映画を見ている時「英語のセリフが聴き取れませんでした・・・」
友達から英語のメールが届いた時「書いてあることが理解できなかった・・・」
そんなに気にする必要ありません。
ですがそれがビジネスの場合、つまりお金と信用が絡んでくるような場合だとどうでしょう。
「相手の話をよく聞き取れなかった」「契約書の中身をきちんと理解できていなかった」
「やっちゃった。てへへ」では済まないと思います。
やはり最初は補助を使ってでも、しっかりと自分が思っている方向に進めるようになる事が大事ではないでしょうか。
当スクールのスタンスは
「死ぬまで一生 文法にこだわれ!」というワケではありません(笑)
「いつか文法にこだわらなくても感覚的に使えるようになるまでは、まずはしっかりこだわろう」
そのためにTOEIC®L&R TESTを利用しよう、というのが当スクールのスタンスです。
私は「これいくらですか?」的な英会話がしたいのではなく
「あーでもない、こーでもない・・・」、英語で対話ができるネイティブの友達がもう少し欲しいんです。
それが馬鹿話であったとしても。
いや馬鹿話ができるような友達なら最高です。
そのためには文法が私に必要なんです。
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