翻訳家の方のお話を伺ってきました

翻訳家って、海外のお仕事もあるのね。

天気予報によると、札幌は大雪になるとのことだったので、市内を離れて違う街でお茶をしてきました。

講師も昔、チラっと翻訳をやっていた時期があります。

札幌のスキー場で怪我した外国人さんのカルテ、企業さんのお仕事マニュアル、アニメの翻訳(海外)、道の駅で使う道路マップの翻訳などですが、どれも単発のお仕事でした。

確かに「翻訳」には違いないですが、翻訳会社に雇われて給与を頂くというよりは、あくまで臨時収入、一時所得的の域を出ないモノでした。

ほぼ国内のお仕事です。

今回お話を伺ったのは、元生徒さんでもあり、今は翻訳家として活躍されている方。

そしてなんと今は主に海外からの依頼を受けているとのこと。

それこそ単独でのお仕事だったり、チームを組んでLINEでやり取りをしながらやったりなど。

すごいな。

どこに住んでるの?

深夜2時に依頼が来ることもあるそうで、そんな時、LINEのメンバーみんな「やりたくない~」(笑)

でも、1人「やりたい」というちょっと変わった方がいたらしく、どの人か調べたら、なんと日本国内ではなくアメリカ在住の日本人だったりしたこともあったそうです。

なるほど、時差があるからか!とのこと。

一般的な翻訳のお仕事のイメージって、日本国内の会社のお仕事マニュアルや、それか映画の字幕が思い浮かぶのではないかと思うのですが、

今は医療翻訳やらゲームの登場人物のセリフの言い回しなど、バリエーションがあるそうです。

そして住む場所も

海外からのお仕事依頼もあれば、翻訳する人が海外にいる場合もある。

地球上のどこに住んでもいいとの事。

言われてみれば確かに。

TOEICと翻訳って、相性どうなんでしょ?

TOEICって、どちらかと言えば処理スピードが大事なテストです。

できる限り素早くストーリーを掴んで、必要な情報をピックアップする。

これはこれで非常に大切なスキルです。

でも翻訳って(もちろん締め切りがあるのである程度のスピードは大事ですが)、より正確さ、自然な言い回しが重要になると思うんです。

この方が教室に通われた時も「スピードよりも正確さ」を求めていた感じがします。

ただ、テストにも翻訳にも活かせる何かがあるとすれば、それは基礎力なんですよね。

上手にTOEICを踏み台にして、その先に進む。

夢がありますね。

私も大切な何か、時に忘れがちな何かを思い出させてもらった気がします。

感謝。