動名詞の前の前置詞の省略など

英語を学習するならば

ああ。

お仕事の合間のコーヒーはなんて美味いんだ。

ぷはあ。

しみわたる。

そんな幸せなひと時を過ごしていた講師の後ろのテーブル席に

声からすると若いだろう二人の男性がやってきました。

「・・・やっぱり海外に出て英語を使って学んだらいいんじゃないの?」

「いやいや、時間もお金もかかるから、国内で学ぶことにするよ。」

「でもそれじゃ身に着かないんじゃないの?」

「そんな事はないよ、やり方を工夫すればできるようになるさ!」

 

そんな会話だったと思います。

講師は個人的には「やり方を工夫すればできるようになるさ」と言っていた男性に好感を持ちました。

 

で、それからの話だけど

「じゃあ何をやるんだよ?」

「TOEFLとかでしょ。英検は大学の入試から外されたから役に立たないし。」

 

おや?

さっきは「やり方を工夫すれば・・・」と話していたはずなのに(苦笑)

コーヒーがほろ苦くなった感じがするぞ・・・。

 

当スクールはTOEIC対策を専門に行っています。なので、他のテストについてあれこれ言うことは、ありません。

ですが、本日は一言。

確かに現行の英検が将来の大学入試科目から外されたのは事実で、そのように新聞にも載りました。でも、英検が役に立たないというのは言いすぎです。・・・というか、役に立ちます。何級であっても役に立てることができます!

結局どんな試験であっても、自分がどのレベルを目指して学習するかだと思います。

何をするかも、それはそれで大切ではあるけれど、結局は自分がどう取り組むか?ではないでしょうか。

自分はどのレベルで闘うのか?

仮に同じ本を読んでも、どの程度まで深く理解できるのだろうか、どこまで追求するのか。

講師の興味はこっちのほうにあります。

まぁ、講師にとっては “どのテストが役に立って、どのテストがダメだ” なんて考える余裕が無いだけかもしれません。

よく聞かれる質問でもあるのですが、

講師には、目の前にある選択肢が何なのか?よりも、目の前にある限られた選択肢をどう役立てるか、の方が大切です。

そう答えるようにしています。

 

金曜日

金曜日、読解の授業です。

テスト対策と考えれば、答えが合っていればそれでとりあえずは十分です。

けれど、それをヨシとしない生徒さんもいます。

 

それで十分だろうに・・・

 

けれど、この生徒さんはもしや自分と闘っているのでは・・・

 

このスクールに通われている生徒さん達は、資格はもちろん奪い取る気まんまんなのでしょうが、

「答えがあってりゃOK的なレベルで学習する気はさらさらない」

そんな方が多いし、多かったような気がします。

いや、多いような気がしたではなく、・・・多いです!

ただただ、学ぶ楽しさを追求されているのではないかと。

なので、

まー正直です。

「たまたま自分の知りたい事、求めている事に合っているのがここだった」

まー正直です(笑)

 

ですが、求めているものがあるというのであれば講師もそれに応えたい。

 

今日のタイトルはここまでの話と無関係に思えるかもしれませんが、

そんな質問が出たり、そんなレベルで闘っている生徒さんもいるという事です。

 

分かりにくくてごめんなさい。