– CLOVERS Interview – 今回ご登場いただくのは卒業生の『H.S』さん。
現在、大学でTOEIC®を教える非常勤の講師として活躍されています

英語が好きで、好きなことを仕事にしている、ある意味羨ましい生活を送られていますが、
実は毎日の仕事として真剣に生徒へ英語を教えていくなかで、自身も英語を学び続けることの重要性も感じていたのだそう。

Cloversでは3ヶ月のプライベートレッスンを集中して取り組み、さらなる英語力を身につけて行かれました。 

すでに大学で英語の教鞭を取っていた彼女が
Cloversで英語を勉強しなおそうと思った理由は?

札幌市の beans happy(ビーンズハッピー)にてお話を伺いました。

beans happy(ビーンズハッピー)
柳澤

こんにちは! 今日は良い天気ですね。
Clovers代表講師の柳澤です。

H.Sさん

先生こんにちは。ご無沙汰しておりました。
このお店オシャレでかわいいお店ですよね♪
今日はインタビューよろしくお願いします。

柳澤

こちらこそよろしくお願いします。
H.Sさんへのインタビューは、マンツーマンのプライベートレッスンの感想ですからね。もしかしたら面と向かってだと、言いにくいこともあるかな? 包み隠してしまうかな?と考えていたところ・・・

柳澤

・・・包み隠すといえば、パイ生地でミートを包みこんだ美味しい食べ物があったな、と思いついたので、こちらのお店にお招きした次第です。

H.Sさん

パイ生地でミートを包み込んだ・・・。
ミートパイですか?
良いですね!とりあえずミートパイをいただきながら、
包み隠さずお話させていただきますよ。

ミートパイ beans happy

英語への思い

― なぜ英語の先生になろうと思ったのでしょう?

H.Sさん

私は「英語が大好きだから」この一言に尽きます。好きなことにずっと携わっていたくて、この仕事を選びました。

― とてもシンプルで晴らしいですね!
― 先生はどうして英語が好きなんでしょう?

H.Sさん

私が英語好きな理由は・・そうですね。「メッセージが伝わる喜びや感動」を知っているからかもしれません。

H.Sさん

私は英語の本質は「コミュニケーションのツール」だと捉えています。
日本に生まれた多くの方は、義務教育で英語を言語・学問として学びますよね。そこではもしかしたら英語を知識の一環として覚えるだけのことが多いかもしれません。学習した内容は、紙のテストの結果に反映されれば良い、と。でも私はそれってちょっともったいない事だと思うんです。

H.Sさん

なぜならそれはやはり英語は「コミュニケーションのツール」だから。
ツールを使いこなせるようになれば、それまで意思の疎通ができなかった相手とも、自分の発したメッセージ≒英語が、ちゃんと意味をもって伝わるようになる。相手の言わんとしてることも理解できるようになる。その瞬間、人と人としての関係 ≒ コミュニケーションが生まれるんです。それは本当に楽しいって思うんですよ。

柳澤

わかります。

英語を教える、ということ

― なるほど。そこに喜びや感動があるのですね。
― 大学の生徒さんにそれを教えるのは難しそうですね?

H.Sさん

そうですね。私が受け持っているのはTOEICの講義なのですが、TOEICは英語でのコミュニケーション能力にもフォーカスしたテストになっているので、学ぶ過程で「メッセージが伝わる喜びや感動を知る」そのきっかけを得ることもできると思うんです。

柳澤

「何を学ぶかではなく、どう学ぶか」。TOEICが単なるテストで終わってしまうのか、コミュニケーションを身につけるための取っ掛かりになるのか、分かれるところですよね。

H.Sさん

ただ、授業を受けるだけでは知識として学習するだけになってしまいがちなので、生徒には受け身ではなく、主体的に学んで欲しいという希望は持っています。

H.Sさん

そのため英語に興味を持ってもらう以前に、まずは生徒が授業に退屈しないよう、リフレッシュもかねたアクティビティを1つ2つ取り入れたりなど色々工夫しています。
英語に興味を持ち始めた生徒は、自分で調べたり考えたりするようになりますから、そこまでの道筋をつけてあげるのも教師の役目だと思っています。

― 英語への情熱が伝わってきました。
― 先生の授業で気をつけていることはありますか?

H.Sさん

それはやはり授業のわかりやすさとクオリティです。いかに生徒のためになるか、それが一番大事なことだと思っています。
英語は奥が深いので、教師でも判断に迷う場面が出てきますが、そういった箇所を教えるときには特に気を使いますね。

H.Sさん

少しでも自信がない箇所は必ず辞書を引く、ネイティブスピーカーに意見を求めるなどして、極力曖昧さをなくすようにしています。
そのため生徒から質問をもらったときに即答するのではなく、持ち帰ってよく考査して次の時間に返答、というケースもよくあり得ます。

柳澤

分かります。結局、質問してくれた学生が納得・満足できるかが大事なので、時間はかかってもきちんと調べて、わかりやすい説明を用意するほうが互いにとって良いと思います。

自分を絶えずアップデートする

― すでに大学で教鞭をとられているのに、また勉強しようと思ったのはなぜでしょう?

H.Sさん

私は英語が好きなので、英語に対するモチベーションは、これからも常に高く保っていたいと思っているんです。

H.Sさん

教師として仕事で英語を教えていると「授業」というアウトプットの場はたくさんあるのですが、新しい知識を仕入れるインプットの機会があまりないんですよね。他の先生方の授業参観に出席することはありますが、あくまで参観です。英語に携わる者としての純粋なインプットの時間は、努めて自分で作っていかないとならないんです。

H.Sさん

英語力を高めていくには、インプットとアウトプットのバランスが重要ですよね。やはり仕事の性質上アウトプット偏重に陥りがちなことは常々感じていたので、圧倒的にインプットが足りない!もっとインプットが欲しい!とそんな欲求は常にあったと思います。

柳澤

バランスって大切ですよね。教える側だってインプットに費やす時間がもっと欲しい!って思うのは自然な事だと思います。そういう意味でCloversに足を運んでくださる学校の先生も結構いらっしゃるんですよ。

プライベートレッスンの感想は

― 今回はプライベートレッスン形式の受講でしたが、いかがだったでしょうか?

H.Sさん

受講した2~3ヶ月間はとても楽しかったですよ! 自分が学校を卒業してからというもの、人に英語を教わる機会が少なくなっていたので、純粋にすごく新鮮でした。

柳澤

普段は教える側の方たちだって「学ぶ楽しさを感じたい」という思いは常にありますよね。受講された先生方からは「生徒の立場で他の生徒さんと話すことや、そこで出る意見を聞くのは、自身が今後授業をする上でとても参考になる」とおっしゃって頂いてます。

H.Sさん

そうですよね。それは私も同感です。立場を変えることで初めて見えてくることだってありますからね。

H.Sさん

私は今回、仕事の都合上あまり柔軟に時間が取れなかったので、プライベートレッスンをお願いしましたが、これは本当に正解だったと思います。 質問をしやすかったですし、スケジュールも立てやすかったです。

柳澤

そう言っていただけると嬉しいです。「次回は◯◯をやりたいです」って前もってご連絡いただけたので、僕も準備しやすかったんです。

H.Sさん

レッスンの内容もす~ごく面白かったです。同じ英語を教える生業でも、柳澤先生は英語の捉え方ひとつから全然違いましたから。
レッスン中「なるほど。こんな角度から英語を見ることが出来るんだ!」と感心したことが何度もあって、とても充実した学びの時間でした。

柳澤

ありがとうございます。実は僕も楽しかったんですよ。今回はプライベートレッスンだったので、特にたくさん質問いただけて。おかげで新しいアイディアがわいてきました。

H.Sさん

私の質問が役に立ってうれしいです。
あと、そうだ。TOEIC対策に限らず、「英語の指導技術そのもの」を聞けたのは収穫でした。やはり私達の仕事は「授業の内容が正確に生徒に伝わってこそ」だと思うので、そのあたりの技術を教えていただいたのはとても参考になりました。

柳澤

よかったです。今回は教え方を学ぶ、という側面もあって基礎的な内容のコースを受講されましたね。

柳澤

僕はどのレベルの問題を扱うにしても、どれだけシンプルに解説できるか、を意識するようにしています。極端に言えば「基礎で全てを解決する」ことを理想としています。

H.Sさん

なるほど。基礎はすべてに通じていますからね。知識やテクニックを活かす土台としても基礎は重要ですから、そこを丁寧に解説いただいたのはありがたかったです。これは自分の生徒にもフィードバックしていきたいところです。

H.Sさん

あと、今後学んでみたい分野として「ある程度点数を取れた生徒さんに、その先、もっとスコアアップするにはどう指導したら良いんだろう?」っていう、もう一歩踏み込んだ指導方法に興味があります。

柳澤

ええと、僕はCloversの生徒さんや大学で担当(上級クラスや英語の先生を目指すクラス)の学生さん達には「ある程度点数が取れたあとでこそ、精読の質を高めよう」と話しています。

柳澤

誰しも「もっと速く読めたらなぁ」と思う時期がやってきますし、その気持ちは大切だと思うんです。
でも「飛ばし読み」の誘惑に負けちゃうと、必ずどこかで頭打ちに・・・。なので「精読のスピードを速くしたものが速読なんだよ」「それが次のステップだよ」、そう伝えています。

これから英語を学習される方へ

― 教育論が白熱しそうなところ申し訳ないのですが、Cloversで学習しようとする方に向けてアドバイスを・・・

H.Sさん

そうでした。「まずは柳澤先生を信じて TOEIC の勉強を進めてください。必ずスコアが付いてきます」そうアドバイスしたいです。

H.Sさん

正直なところ、最初私は金額的に受講するか迷うところはあったんですが、それは本当に杞憂でした。受講料に見合うどころか、それ以上の価値があったと思っています。今後受講される皆さんも、真面目に取り組みさえすれば同じように思うはずです。

H.Sさん

金額の高い安いの受け取り方は結局、得られる価値に対しての感覚だと思うんです。まずは一旦体験してみることをおすすめします。無料体験レッスンで実際にレッスンを受けてみて、肌で感じてみてから判断すれば良いんじゃないでしょうか。

H.Sさん

札幌でTOEIC対策をするとしたら、おそらくこのCloversが一番最初に検討すべきスクールになると思います。真面目に取り組むつもりなら、柳澤先生の言う通りに学習してみてください。きっと頑張った分以上のリターンが返ってくるはずですよ。

柳澤

ありがとうございます。同業の先生にそこまで言っていただけて光栄です。生徒さんの期待以上のものを常に返していけるよう、ここからさらに気を引き締めないといけませんね。

柳澤

そしてH.Sさん、本日は貴重なお話どうもありがとうございました。これからも大学でのご活躍を陰ながら応援しています! 今後同業者としてもたくさん意見交換できたらうれしいです。

H.Sさん

それはもうこちらこそ。
私としても柳澤先生には、まだまだ教わりたいことがたくさんあるので、気軽に声をかけていただけるのはうれしいです。ぜひまた誘ってくださいね。

おわりに

英語の学習、特にTOEIC対策の学習はその専門性から特別なアプローチ方法が効果的です。どうしても独学での勉強に限界を感じてしまったら、TOEIC対策のプロに頼ってみるのも一つの手かもしれません。

現在TOEICのスコアが伸び悩んでいる方、これからTOEICの学習を効率的進めたい方は、ぜひ一度Cloversへと足をお運びください。無料の体験レッスンとあなたに合った適切なアドバイスをTOEIC990点満点講師から贈らせていただきます。