読解が先か、発話が先かという問題では無い

自分の求めているものは何でしょうか

いずれ機会があれば話したいのですが…、

 

よく

「読解と会話、どっちが大切だと思いますか?」のような質問を受けます。

実際に英語のテストの前に行われるアンケートなどでも

よく

リーディング

リスニング

ライティング

スピーキング

どれを重要視しますか?

のような質問項目があったりします。

 

そのせいか、リーディングとライティングどちらが重要なのか?

のような質問が出てくるのだと思います。

 

が、あえて極論を言えば、

どうでもよいと思っています。

 

どんな切り口で学習するか?

講師の考えが正しいとかいうお話ではありません。

あくまで個人的に思っている事を書きます。

 

☆情報収集に重点を置きたいなら☆

英語で表現されているものを見て、それを日本語の情報に変換して

何かを行いたいのであれば、

リーディングやリスニング

 

☆情報発信に重点を置きたいなら☆

日本語で自分の中にもっているアイディアを海外に英語で発信したいのであれば、

ライティングやスピーキング

 

目的に合わせて学習したら良いのではと思っています。

目的が情報収集なのか、情報発信なのか?

で考えています。

 

もちろん、両者が重なる部分もあると思います。

読む事で、頭の中でアイディアが浮かぶ事もあるでしょうし、

話書ける事で、相手から新たな情報を得る事もあるでしょう。

 

なので、もちろん全てのスキルがまんべんなく高いレベルにあれば

それに越した事はありません。

 

ただ、

どうしても外国人の方に伝えたいというアイディアが自分の中にあるわけでもないのに

発信のやり方を学ぶ、(日本語でもまとまっていないものは英語でもまとまりません)

だったり、

仕事柄、すぐにでも伝えなければならないような役割を背負っているにも関わらず、

発信ではなく、ゆっくり情報収集のやり方を学ぶのは、ちょっと非効率に感じます。

上記のような場合、目的と手段が離れているように思えます。

 

TOEIC® L & R TESTはその名の通りListeningとReadingの能力を測るテストなので、

情報収集のやり方を学びたい方に向いていると思います。

 

スコアが伸びる方というのは、

講師のこれまでの経験から言うと、

伸びる生徒さんは、自分が何をやっているのか、意識・無意識に分かっているような気がします。

だから学習指針がブレない。

 

当然、自分が伸びている部分もあれば、欠けている部分がある事も知っています。

 

それを素直に受け止めて、笑い飛ばして

「出来ない」ではなく、「出来るようになりたいな~」

のように自分を持って行くのが上手い方

 

先日の体験レッスンにご参加された方々からもそんな香りがしました。