同じ所をぐるぐる回らなくても良い学習術

ちょっと考えてみてください。

あなたは次のうち、どちらを選びますか?

 

(A)  誰にでも簡単にできてすぐに英語が話せるようになる!といった魅力的な広告

 

(B)  文法力や単語力を高めたり、辞書を使ったりもするけれど、素直に行動すれば英語力が向上する現実的な方法

もしあなたが(A)を選んだなら、

これから紹介する方法はあなたには向いていないので、簡単に英語をマスターした先生を探して、簡単に英語をマスターする方法を習うとよいでしょう。

もしあなたが(B)を選ぶ賢明な方であれば、

そのまま読み進めて下さい。お役に立つ情報が入っているはずです。

TOEIC® L & R TESTで高得点をとるために

高得点を何点にするかは人によるでしょうが、目標スコアを超える方にははっきりとした共通点があります。

 

皆、問題を解く練習をしています。

ただそれだけです。

 

ですがここで大切なのは、闇雲に問題を解いているわけではない、という点です。

大切なのは「どんな状態で」と「どんな練習を」の2つです。

 

どんな状態で?

文法が理解できている状態で、

どんな練習?

時間を決めながら解く練習と

答えに至る道筋をきちんと自分で自分に説明できるようにする練習

 

やっているのはこの2つだけです。

 

あなたはこの2つがぶれていませんか?

 

「問題を解かないのに600点」の謎

たまにそんな話を聞くこともあります

ほぼ決まって、英語学習初心者の方からです。

「私の知人はほんのちょっと学習しただけで600点取った」という類の話です。

 

その方は、学生時代しっかりと英語を勉強していた方で、たまたまブランクがあった方ですよ。

つまり、ある程度の文法力と単語力をテスト受験前から備えていた方です。

 

そういう方からの「勉強しなくても大丈夫だよ」を真に受けてはだめです。

 

僕は感覚派?

実際に、英検でもTOEICでも、結果を出している方は感覚的な部分も大切にしているように見えます。

でもそれは

感覚と理屈のバランスが取れているという意味です。

 

身につけるなら、後者の方が早いです。

そのあとで感覚的なものも付いてくるとは思います。

 

「日本語は感覚で身につけて感覚で書いて話している」という外国人がいるかもしれません。

でも、それはごく少数でしょう。

 

不都合な真実

英語が得意だったというわけではない方(普通の学習者)が

いざ学習を始めてみると

必ずぶち当たる壁があります。

 

長文が読めないのはなぜ?

 

簡単です、単語が分からないから。

 

じゃあ、単語がわかれば読めるはず、

単語の意味をつかむには、辞書があれば意味がわかるはず。

辞書が使えたらなあ。

 

じゃあ辞書を使ってもいいですよ。

 

ここで気がつきます。

おや? 辞書を使っても意味がわからない。

なぜ?

 

 

単語が分からないのは辞書を引かないから。

辞書を引くには文法力が必須だからです。

 

文法力というと、漠然としていますよね。

もっと正確に言えば、

品詞と文型を読み解く力です。

 

このスキルを身につけてからでなければ、どんな辞書でも効果的に引くことは不可能なんです。

 

 

辞書を引くくらいの品詞と文型スキルであれば、

50分もあれば、身につきます。

実際に当スクールではそれくらいで行なっています。

 

なぜ、それを学習者に伝えないのか?

 

やってはいけない学習方法

極端な言い方に聞こえるかもしれませんが、

解説を読んでも分からない問題集は使わないほうがいいでしょう。

 

8割がたは分かるけど、とかなら使う価値はあると思います。

もし、半分も分からないのであれば、その本はまだ時期尚早です。

 

街の本屋さんには英語に関する本が溢れています。

中にはちょっとおかしいなあ思うものもあるけれど、このテストに関しては、良質な問題集が揃っていると思います。

 

ただ、文法はほ理解している、というスタンスに立っているものが多いと思います。

そういう学習者にとっては良書が多いと思います。

 

問題演習のために「文法&単語」が必要

文法は、かける時間が問題なのではなく、理解度が大切です。

文法学者になるわけではないので、細かなところまでやる必要はないと思いますが、それは最低限のことまでやらなくても良いという話ではありません。

学習のスタートラインが人によって異なりますが、当スクールだと、早い方で数週間、遅い方でも5ヶ月。

これ以上時間をかけると、問題を解くための学習時間が減少してしまいます。

 

ルールを学ぶのは、あくまでも試合で使いこなせるようになるためです。

早めに文法はクリアーして、問題演習に入るのがベターです。

 

毎回同じパターンです。

この8月にTOEIC IPテストを開催しました。

が、

今回に限らず、毎回、クラスで最高得点をとる方は、

間違いなく、文法項目でも最高の正答率の方です。

きっと今回もそうなっていると思います。

 

基礎があやふやなのに、目標スコアを超えるなんてことはありません。

基礎はしっかりやっているけど、身につくまでにはタイムラグがあります。

そのタイムラグの間にテストがやってきてしまったというバッドタイミングの方は、結果はでないかもしれません。

ですが、スクールはフォローします。

 

 

 

どの順序で学習すれば、より効率的に身につくのか?

答えが気になる方は、

無料体験レッスンにおこしください。