公式問題集 Vol.7の解説を終えて

年末講座で公式問題集Vol.7を取り扱ったのですが、

難易度的には、そんなに難しくはないし、

出てくる文章のストーリーも「強引すぎるなぁ」と感じるものは無いと思いました。

でも、別冊「解答・解説」の日本語訳が綺麗過ぎて(昔から綺麗な訳になりすぎていて)

実は解説がしにくい(笑)

なので、

① 英文を読んで意味を理解

② 正確な直訳

③ きれいな日本語訳

この「②の作業」をワンクッションいれるように心がけながら解説をしました。

単語については、

知らない単語よりも、自分が知っていると思い込んでいるような単語の方が怖い。

備忘録の一部として

out [副詞]:①本来の位置にない ② 消失(認識できなくなる) ③出現(認識できるようになる) ④完了(完全にやり切る) 

 このうち、①~③は頻出。②の消失はTOEICでは使われず、使うときはout ofの形で使用されている

business ①ビジネス ②会社 ③お引き立て

 ①の意味の他に、②、③も出題

差を表す前置詞としてのof 「変化を表す名詞」of 5%

 ふつうは差を表す前置詞はby 、 「変化を表す動詞」by 5%

report to

 ①report to 場所。 (場所に)出勤する ② report to 人。 (人に)仕える、~の部下になる 

inの使い方

 ①~の中 ② 中、◯◯時間空けて(今から~後) ③制約(~でなければダメ、成り立たない) 

 ③のinは「A:~の中にいるからこそ優遇される」⇔「B:~の中にいるからこと制約を受ける」どちらも成り立つがTOEICでは

 Bの意味でしか出ない。

 制約のinは手段のby,with,throughと似ている。

 けれど、例えば by bus / by taxi etc.. 手段は違っても結論(たどり着く場所)が同じである。

 一方、inの場合、例えば、in ink(inkは消えない液体という意味)は、後で書き換えられないようにという事を伝えたいので inを使っている。

 消えないもので(インクで)サインしてくれないとダメ。昔はそうだったのだろうね。

 まあ、今の時代は消せるインクもあるのだが。ともかく結論が異なってしまうのを避けるのであれば in。