東北大学大学院 合格 「そこはテストに出ないかもしれないけれどでも、気になるものは気になります」
生徒さんが、東北大学大学院に合格されました。
おめでとうございます!
と言っても、少し前のお話です。
大学院に合格している方は何名もいるのですが
この生徒さんについて、とてもよく覚えていることがあるので。整理しながら書くことにします。
皆さんは
自分でも「ココはきっとテストには出ない」と思っているのに、細かいところが、気になっちゃう(笑)
そういった経験はありませんか。
この生徒さんはそういったタイプの方でした。
ああ。
分かります。分かります。
しみじみ。
私も似たタイプかも知れません。
そして
そういうタイプの方が、当スクールには集まってきやすい気がします(笑)
「そこテストには出ませんよ」
TOEICには、当然ながらよく問われるところと、そうではないところがあります。
限られた時間の中でスコアを上げるのであれば、重要なところから優先して勉強する。
これは当たり前です。
ですから授業でも、
「そこは面白いところなんですが、TOEICでは ほとんど聞かれません」
「今はこちらを優先しましょう」
と一応 お伝えすることがあります。
そこで、
「出ないんですね!じゃあ、やらなくていいですね! ラッキー!」
とスッキリできる人もいます。
これはこれで、とても強い(笑)。
ところが、この生徒さんは違いました。
頭では納得している。
でも、気になる(笑)。
気になるものは、気になる
これ、私は悪いことだとは思っていないんですよ。
むしろ、やる気があるから気になるのだと思っています。
「どうしてこうなるんですか?」
「こっちの場合はどうなるんですか?」
「じゃあ、これは?」
理解したいから、疑問が出てくる。
ですから、やる気があることと、細かいところが気になってしまうことは、ある意味、表裏一体なのかもしれません。
ただ、試験には期限があります。
気になることを全部調べていたら、いつまでたっても先に進めません。
だからといって、
「そこは出ないから無視してください」
だけで終わらせるのも、この生徒さんには合いませんでした。
なぜなら、本人の中では疑問が消えていないからです。
※ やる気にはいくつもの顔があって、テストに出るモノに集中するのも、やる気だと思っています。
実は講師も
高校時代に同じような経験をしています(笑)
先生に質問しに行って、「そこは気にするな」と言われて、なんか置いてきぼりをくらったような。
「お前には分からないんだから気にするな」と言われているようで、どこか寂しい気持ちになったことが。
先生からすれば、そんなことは一切 言っていないんですがね。
思いやりで言ってくれたのだと今は理解しています。
小さな「トゲ」が残ったままだと…
何と言えばいいのでしょう。
小さなトゲが刺さっているような感じでしょうか。
あるいは、服に小さなシールがくっついていて、ずっと気になる感じ。
「今は気にしなくていいですよ」
と言われても、
気になるものは気になる(笑)。
靴の中に入った小石。といってもいいでしょうかね。
「歩けるんだけど、ずーっと気になる」(笑)。
そして、その小さなモヤモヤが残っているせいで、本当に集中してほしい大切なところに集中できなくなってしまう。
それでは本末転倒です。
そこで、この生徒さんと話合って少しやり方を変えました。
メインを進めながら、ときどき寄り道する
もちろん、授業の中心はTOEICで重要なところです。
そこは変えません。
ただ、ずっと本筋だけを走るのではなく、
「そろそろ、あそこをやりましょうか(笑)」
というタイミングを作りました。
以前から気になっていた細かい文法や、TOEICでは優先順位の低いところも、あえて取り上げる。
そこで疑問を解消したら、またメインの学習に戻る。
言ってみれば、
本線を走りながら、ときどき寄り道をしてガス抜きをする。
そんな進め方でした。
一見すると、試験に出ないことを勉強するのですから、遠回りに見えるかもしれません。
でも、この生徒さんにとっては、むしろその方が速くに前に進めたのです。
非効率が効率的だったのです。
人間て、不思議な生き物ですよね。
講師も、…どこか、ホッとしたのかもしれません。
あの頃の自分の やりきれなさを成仏させられた気がしたんだと思います。
「細かいところも楽しめたから、集中できた」
後になって、ご本人から印象的な言葉をいただきました。
細かいところも扱ってもらえたので、それを楽しむことができた。
そして、それがあったからこそ、大事なところに集中できたというのです。
なるほどな、と思いました。
おそらく、ずっと引っかかっていたものが取れたのでしょう。
心に刺さっていた小さなトゲが抜けた瞬間があったのかもしれません。
勉強の「最短距離」は、人によって違う
一般論として考えれば、
テストに出ないところはやらない。
これは効率的です。
私も基本的にはそう考えています。
でも、人間は機械ではありません。
「重要度が低いので削除します」と言われて、全員が頭の中からきれいに削除できるわけではありません。
気になることで集中できなくなる人なら、5分、10分使ってその疑問を解消した方が、その後の何時間もの学習が進むこともあります。
だから、
何を教えるかだけではなく、いつ教えるか。
何を後回しにするか。
そして、何をあえて拾うか。
そこまで含めて、学習の設計なのだと思います。
TOEIC200点台から600点台へ。そして大学院へ
この生徒さんは、入校時にはTOEIC200点台でした。
そこから基礎を一つずつ整理し、約半年で600点台までスコアを伸ばしました。
そして、そのまま東北大学大学院に合格。
※ もちろん、大学院合格はご本人が努力して勝ち取ったものです。
ただ、当時の授業を振り返ると、単に「試験に出るところだけを教えた」という感じではなかったなと思います。
大切なところはしっかりやる。
でも、ときには寄り道もする。
その人が前へ進むために必要なら、一見すると遠回りに見えるものも、実は最短距離の一部なのかもしれません。
改めて、合格おめでとうございます。
「遠回りしない=不要なものを機械的に全部切り捨てる」ではない
表面上だけ切り取れば400点以上アップ!目標達成!のようなタイトルにした方が良いのかもしれません。
でも、私にとっては スコアよりも印象的だったんです。
CLOVERSは「遠回りしない」を掲げていますが、それは「遠回りしない=不要なものを機械的に全部切り捨てる」ではありません。
その人にとって引っかかっているものを一度解決して、そこから本筋へ戻した方が速いなら、その寄り道まで含めて最短ルートだと考えています。
私も成長させてもらったのだと思っています。

あなたの悩みを 聞かせてください
伸び悩んでいる方には必ず
病巣とも言える「弱点」があります。
990点満点の講師本人が直接 話をうかがって
あなたに治療法(具体的なスコアUP方法)を
お伝えします。
安心してください。
あなたは「これから何をすれば良くなるのか」
悩みを解決することができます。
![短期集中! 札幌でTOEIC® L&R TEST対策なら 札幌英語教室Clovers [クローバーズ]](https://clovers-clovers.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/logo_clovers_x2_210708.png)
